【営業時間】11:00~15:00
【土・日・祭日】11:00~17:00頃
【定休日】火曜日
蕎麦いんなみのそばは、安全安心を基本に国産そばの殻を剥いたそばの実(丸抜きそば)で仕入れ、冷蔵庫で一定の温度管理で保管しています。黒い殻は全く入っていません。このそばの実の薄緑色の部分には、玄米と同じように栄養が特に多く含まれています。
毎朝、その日の打つ分だけ写真の甲州臼で自家製粉します。この甲州臼は全国でも数少ない製粉歩留まり99.8%の製粉能力を持っていて、そばを超微粉末に挽くことが出来ます。蕎麦いんなみでは、98%前後で製粉しています。そのため、従来、普通の石臼では挽けなかった甘皮を98%前後で挽くことにより、甘皮に含まれているルチンがたっぷり入った挽きぐるみそば十割そばと二八そばで提供しています。蕎麦いんなみのそばは、体に優しい大変消化吸収の良いそばです。
そば打ちの基本は、捏ね・延し・切りですが、この捏ねである水回しは、その日の気温や湿度やそば粉の状態により加水が微妙に違い、改めて、そばとはデリケートであることを痛感して打っています。当店では、この作業をすべて手作業で行っています。
これを丁寧に、二八そばは、厚さ2.3ミリ前後、十割そばは2ミリを目標に延しています。非常に難しい作業の一つです。
そばを均一に切ることは、とても難しい技の一つです。均一に切ることは、そばを茹でた時、均一に茹で上がるようにして、そして、食べてすするときののど越しの食感を良くするようにです。
最後の茹で加減でそばの味が大きく違って来ますので、茹でる作業も難しいです。太さによって秒単位で茹で時間を変えています。一度冷蔵庫に入れたそばは、味が熟成し甘みが増しますが、茹で時間が難しいのです。また、そばを美味しく茹でる為に、省エネ高カロリーで業界トップレベルの性能を持つゆで釜を使用。激流の回転でそばが均一に茹で上がります。
とにかく食べて頂くお客様に「美味しい!」と言われたい為に、最後まで全く気は抜けません。コシが強く、甘く、ルチンがぎゅっと詰まったいんなみのそばをご賞味下さい。ぎゅっ!
美味しいそばを打つために、包丁は、青二鋼33センチ36センチと軽くて疲れないよう750g前後です。
延し棒は手かんな仕上げのみ、駒板は秋田杉のものと寄木まな板(120センチ)を使用。麺台はスプルスにこだわりました。
元々美味しい秩父の水(カルキが少ない)をマイナスイオン水(水道管に磁石を通過させるだけでマイナスイオン水に変化)し、更に業務用浄水器を通過させています。こうすることにより、だしが出やすく、腐りにくくなります。
マイナスイオン器はCWH社の12,000ガウスの磁石、浄水器はオムコ東日本のエレン整水器を使用しています。
かえし(だしの基本ベースになるもの)は、1年物天然醸造醤油と3年物醤油をブレンドし、そこに国産純みりん(醸造アルコールを使用していないもの)と砂糖で本返しし、枕崎産2年物本枯節を自家削り機で薄削りしてだしを取っています。
無添加の安心してお召し上がれるだしです。